かわいいだけじゃいきていけない!

箒でさっと掃かれて消えてなくならないように

好きになってく愛してく

どうしよう、KinKiKidsがとてもいとしい。


20周年メドレーを披露・・・19周年を迎える年への移り変わりのお祭りでそんなことがあって、20周年へ向かう年だからと、半ばこじつけのような謳い文句とともにはじまった2016年。19回目のデビュー記念日に発表されたアリ-ナツアーへは名古屋2公演・大阪1公演・広島1公演・福岡1公演の計5公演に参加し、それを締めくくるドームコンサートには4公演とも参加して今に至る。1月2日に迎えたのオーラス公演に参加し終えてもう半月以上の時が経ったというのに、熱に浮かされてるようにKinKiKidsのことを思っていることが多い。37歳、38歳のオッサンをこんなにもいとしく思うなんて!

20周年の活動は、その日が来るまで今後も続いていくわけだけど(とても楽しみ!!!!)ひとまずは区切りがついたので、ドーム公演のセトリを主に感想文を書いておこうと思う。

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閃光、夜明け、リング

まるでワルツを踊っているようだ、と、思うことがある。

くるりくるり、輪を描いて。たくさんたくさんステップを踏んで先に進んだような気がしていたのに、最後には結局最初の立ち位置に戻っているような。

 

去年の夏、期間限定ユニットの一員になって、テレビ局の夏祭りイベントのメインサポーターに任命されて、その夏の終わりには期間限定という但し書きは取り外されたはずだった。けれどそのユニットでの活動は、秋以降はほとんどないに等しく、気づいたときには6人は3対3で分裂、ユニット名はとてもシンプルになっていた。

競い合っていた仲間の3人は冬の風物詩となった舞台への出演や単独写真集の発売が決まり、そしてこの夏も昨年に引き続き夏祭りイベントのメインサポーターになった。名実ともに今のジャニーズジュニアを牽引するトップユニットとして活動しているのだろう。対して我らがユニットの3人といえば、冬には大した活動もなく、春になって先輩グループのバックとしてツアーに帯同したり、夏の公演は単独でなく別ユニットと抱き合わせの公演でしかなかったり・・・該当担なら『あぁ・・・一歩先を行かれてしまったんだな・・・』と悔しさを抱いた夜が一度くらいはあるのではないだろうか。

もちろん、寂しいことばかりではなかった。深夜とはいえ冠番組が決まったこと、オリジナル曲をもらえたこと・・・これは、王様の冠を与えられた彼らには叶えられていないもので、それはとても名誉なことで素直に喜ばしいことなのに、一方では『どうして?』と考えても考えても答えの出ない疑問を消し去ることはできなくて、悶々とした気持ちを抱えて。 

こういうの、抱かずにオタクをしたいんだけどなぁ…って常々思っていて、だけど、全然できていない。それだけかける思いが強い…で、納得できない、自分の場合。

でも、がんじがらめにならずにすんだのは、個人の仕事が多かったからかもしれない。ユニットよりも個人に没頭していけるから助かった・・・なんて、不純かもしれないが。

 

一介のオタクがこんな気持ちになるんだから、本人はどれだけのことを思うのだろうか。

 

はたち。成人して初めての一年は激動の一年だったに違いない。その中で、不安を抱くことも多かっただろう、普段から懇意にしてもらっている先輩相手とはいえ、紙面上で相談するくらいには。

優太くんはバカではない。『おバカキャラ』なだけで、バカではない。能天気な人間ではない。頭で考えている『いろいろ』を『求められていない』から『表に出さない』のだろう。それは前々から思っていることで、年々ひどくなっている…と、感じる。

不満はない、彼自身も納得してその立場にあるのだろうし。キャラ立ちしているし、愛されるキャラクターだから、ありがたいと思うことの方が多い。

本心を億尾にも出さないスタンスの人間が好みだ。何を考えているのかわからない…そのほうが偶像っぽくていい。

 それは、はたちを迎える少し前あたりから人間味を帯びてからも、今に至るまできっと変わってないんだろうが。

 

それを揺るがせるような思いに捕らわれたんだろうか。根暗な自分はすぐにネガティブにとらえてしまって、彼の心情を妄想しては苦しくなるのだけれど。

その、勝手な妄想を、真実と仮定して話を進めると。

 

今日、また一つ年をとる君に送りたい歌の一節がある。

 

進んでいたはず それなのにどうして 繰り返す風景

だけどよく見て どこか違うよ きっと変わっているよ

成長していく時の軌道 螺旋のよう

舞い上がったあと いびつな輪を描いて

落ち込んでみたり ジグザグ沈むな 翼があるみたい

過去よりも高く翔ぶために 助走つけるために

戻って、そして走り出す

閃光、夜明け、リング

 

ももいろクローバーZ の「灰とダイヤモンド」、彼女たちのファンの中でも名曲と大切にされている曲の歌詞は、胸に響く。

ワルツだ、一進一退だ、堂々巡りだ、そう思うことは多々あるだろう。だけど、過去より、今より、もっと飛躍するために、その助走のための後退であると考えれば、後に待っているのはさらなる高みの景色なのだ。

 

落ち込む暇なんてない、常に己を奮い立たせよ、なんでもない顔をせよ。

21歳の彼に強いるには酷なことかもしれない。だけど、優太くんならできる、そう信じている。

 

お誕生日おめでとう、21歳の彼に幸多からんことを!

 

 

その名は希望

今更、ジャニーズ銀座2016の話をする。

わたしが行ったのはF(Prince)公演全7公演のうち、5月13日14:00公演と5月15日17:00公演の2公演。

楽しかったのかなぁ……どうだろう。思い返せば、まぁ、楽しかった。
楽しかったけど、それと同じだけ、やりたいことが本当に出来てる?と、問いたくなる公演だった。
たとえば、Jr.Boys。たとえば、ジャニーズワールドのオマージュ。そんなものを、あの、小さな箱で、たった1時間半の公演時間の中に組み込む必要があったのだろうか。

ジャニーズ銀座、シアタークリエという地下の小箱で行われる公演は、いってみれば自分たちの理想、アイディアを思う存分に試せる場所だと、わたしは思っている。そこで演じるものは、決して“テッパン”で “万人受けするもの”で、なくてもいい。自分たちのことを憎からず思っている人たち(ファン)が相手なのだから、評価はおのずと甘くなるのだし。甘えられる環境だからこそ、存分にやりたいように挑戦してみればいい。
もちろん手放しで褒める者ばかりではないだろう、落胆する者もいるかもしれない、離れていく者もいるかもしれない。厳しい意見もあるだろう、失敗だったといわざるをえない状況に陥る可能性だって、無きにしもあらず。
でも、デビューグループの行うもっと規模の大きな興行に比べたらリスクは格段に低い。
ジャニーズJr.という、研修生の身であるからには、たくさん冒険をしてたくさん失敗をして、それを糧にして、いつかは万人の目に晒されても恥ずかしくない一人前になる…そのためのひとつのステップに、して欲しい。
…なんて、独りよがりもいいところだとは重々承知のうえで思っているわけ。

だから、3人はどんなことやるんだろう、なにができるんだろう…ってワクワクしてた、のに。
いや、もしかしたら3人がどうしてもJWのオマージュやりたかったのかもしれなくて、だとしたら私は落胆する方の人間だった…というだけの話なんだけど。

な~~んだかなぁ…もったいない!!って、思っちゃ、ダメか。例えばノイナとLGTEの尺があればもう一曲ずつくらいソロができたかもしれない、3人でガツガツ踊るダンスコーナーがあっても良かったかもしれない、3人でお互い向き合いながら座ってしっとりバラードを歌ってみても良かったかもしれない…そういう、“お決まりのモノ”より、“新たな一面”が、見たかった。
『Prince3人で、こんなこともできるんだ!?』
そんな、いつだって新鮮な感動で心を躍らせたい。


新しいものが大好きな私たちは飽きやすいので。Princeというユニットで活動していくと覚悟を決めたのなら、過去を振り返えらせちゃいけない、仲良しこよしな姿を見せるだけで満足しちゃいけない、忙しいはいいわけにならない、『今、出来ている』ものを披露するだけではなんのプラスにもなっていないことを自覚しなければいけない……厳しいかもしれないが、それらを求められるのだろうし、応えていかなければならないと思う。

…と。
サマーステーションジャニーズキングに参加した今、より感じたのであった…。
サマステのことは、また、全日程に参加次第なにか書くかもしれないが予定は未定。


批判のようだけど、批判じゃないよ!
Monster、Beatline、各ソロ、各組み合わせ、MC…すごいと思った構成も演出もあって、でも、もっと!もっと出来るんじゃない!?って、思ってるから、それを見たいだけ。

“王子様”なんて、素敵な冠をもらったからには、それに恥じないパフォーマンスをして欲しい…Prince、それは、希望の名前。

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はたちのりんかく

18歳の3月、その少年から確固たる肩書きがひとつ消えた。
高校生でなくなった彼は、社会人ではあったのかもしれない。けれどそれはとても不安定な立場だった。芸能人、アイドル、ジャニーズ事務所に所属するタレント。しかし、特定のグループにも所属せず、デビューも果たしていない彼は、数多い予備軍の中のひとりでしかなかった。
どれだけ仕事をもらおうが、ジャニーズのファンから(または一般の人々から)注目を浴びようが、その事実は変わらなかった。一寸先は闇、そんな言葉がついてまわるような立場…箒でさっと掃かれていなくなってしまう存在であることを覆すことは決して出来なかった。
そのことについて、少年に焦りはあっただろうか。一介のファンにはわからない。ただ、腐っているようにも驕っているようにも見えなかった。欲目かもしれない。与えられた場所に順応し、自分の出来うる限りのことをしているように見えた。いつだってフラットで、そんな少年をますます好きになったし、応援したかった。勝手に喜んで勝手に不安になって、そういうのはナンセンスだとおもった。
そうしてわたしが勝手に腹をくくっている間に少年は19歳になり、この夏、新しい肩書がついた。Mr.KING vs Mr.PRINCE。彼は、期間限定ではあるものの新ユニットの一員になった。
そこからは新しく経験することばかりだった。自分たちのために書き下ろされたオリジナル曲を何曲も歌うこと、特番ではあったけれど冠番組が放送されたこと、バックダンサーとしてでなく主役として音楽番組に出演すること、このユニットのためだけにハワイロケが敢行されたこと…まるでデビューを錯覚するような扱いを受けている。そして、夏の間のみ活動するはずだったグループは期間限定という枷を外して今後も継続されることになった。
もしかしたら消えてなくなってしまうかもしれなかった肩書は、未だ、彼のアイデンティティのひとつになっている。

9月。夏の終わり。少年は誕生日を迎え、はたちになった。少年という呼称はふさわしくなくなり、青年という時期に足を踏み入れた。
はたちを迎えるにあたって、以前、彼はなにかの雑誌で「怖い」と語っていた。きちんとした大人になれるのか…それは決して肩書の話ではなく、もっと概念的な話であったと記憶している。でも、そういう心理になる一因に、今の危うい立場が少しも関係していないのかといったら…本人は否定するかもしれないけれど、それは嘘だと、わたしは思う。ここ1年か2年、いつかはデビューしたいと明言することの多くなった彼は、己の現状に満足できているのか…足元は少しもぐらついていないか…不安はこれっぽっちもないか…もし彼が本当にこの先を望んでいるのだとしたら、まったくない方が不自然だ。揺るぎない肩書は、喉から手が出るほどに欲しかっただろう。

Mr.PRINCE…この肩書が決して揺るがないものではないと分かっている。それでも喜ばしいことには違いないのだ。周囲の期待は膨らむばかりで、でも、本人はずっと冷静だった。実力が伴わない、もっと成長しなければ…よくわかっているな、と、そう思う反面、そういった謙虚さや冷静さを逃げにはしないでほしいなとも思う。地に足はついていた方がいい。だけど、このユニットでデビューをつかむ…掴みたい、そういう熱量をもってくれたら本当はもっと嬉しい。オタクの思惑とかそういうもの関係なく、全てを飲みこんで引きずり込んでいくような勢いに巻き込まれたいとオタクは身勝手に思っている。


はたち。もしかしたらアイドル…ジャニーズJr.としての先はそれほど長くはないのかもしれない。それでも私は祈っている。精悍さを増していく、前を見据えるその横顔を、一分一秒でも長く見ていられますように。彼が夢を掴み取ることができますように。新しい世界へ踏み出した彼の一年が幸せでありますように。

20歳、お誕生日おめでとう。

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Depuis que vous étiez trop brillant

8月21日、名古屋ガイシホール、18:00開演、KOICHI DOMOTO concert tour Spiral ファイナル公演での出来事。

びっくりするほど支離滅裂なツイートなんだけれど、これについて。自分の心を落ち着けるために、ことの次第を改めて振り返ってみようと思う。


オーラスの公演は有り難いことに席がメインステージに近くて、光一くんの様子を肉眼ではっきり眺めることが出来たのだけれど、3曲めのMUSEの時点ではもう尋常じゃない汗をかいていた。ターンをしたり少し左右に体を揺らすだけで次々に飛び散る汗は、ステージ⇔客席の距離で見るとそれすら美しく絵になる光景ではあったのだけれど、でも。それだけ消耗しているってことだったのだろう。
立て続けのハードなダンスナンバーを終えて、やっとMCタイムになった頃には、INTERACTIONの衣装…白いシャツは汗でびっしょりで、ベストに覆われていない部分はどこもかしこも体に張り付いて肌色が透けてみえていた。おそらくは滴り落ちてくる汗を何度も何度もタオルで拭って、「・・・(この汗のかきかた)おかしいやろ」とぼそぼそ呟いて。空調に関しても「単純に空調が弱いねん」とマジトーンで語った光一くん。MC中に「やっべー頭ふわふわしてきた~!」なんて、おちゃらけた口調で言っていたけど、今思えばあれは精一杯の訴えだったのかもしれない。
MC後も相変わらず素晴らしいパフォーマンスを披露してくれていたんだけれど、「…大丈夫かな?」と違和と不安が胸を占める場面がやってきた。
STELLAR NIGHT~星のバルコニー~/Love Professor/Bad Desire、天空から降りてきた十字の花道を歩いて、上手端からセンステ方向に歩いてくるとき。両手で両方の柵をつかんで、俯いて、ほんの一瞬歩みが止まった…ように見えた。大きくて重い息を吐き出す音が聞こえてきそうだった。でも、次の瞬間にははっとして俯き気味だった顔を上げて“いつもの”光一くんに戻った…ように見えた。
ドキッとした。だって、お客さんの前ではそういう不調を見せたくない人だろうに。仮面を張り付けておけないくらい具合悪いのかなって思った。
メインステージに戻ってきた光一くんを、瞬きも忘れてじっと眺めてみたけれど、俯いて目を閉じ、次いで天を仰ぐ横顔が険しく見えて、でも、もしかしたらわたしがそう見えているだけなのかなって…いや、もちろん消耗はしてるんだけれど、それでもまだぜんぜん踏ん張れるんだなって思うことにした、そう、信じたかった。


アンコールは、いくらでもコールでつなぐから、長いインターバルがあっていいと思った。少しでも長く休んで欲しかった。あの時、光一くんがなかなかステージに戻ってこれなくても、誰も文句なんて言わなかったろうし、本人は好きではないらしいけど、ずっと名前を呼び続けただろう。

SHOCK!を披露する前に「今の状態ではちゃんと踊れるか自信ない」って言ったけど、そんなことする人じゃないってことはわかってたし、歌い終えたときにステージに倒れこんだ時には、この後の曲はもしかしたらできないかもしれないなって覚悟もした。それでも、叫ぶように「もうちょっと歌おう!」光一くんがそう言ったから、正直嬉しかった。だってツアー最後の公演だから、セットリストをこなせないまま終わってほしくないっていうのが、わたしのまごうことなき本心だった。まだまだ終わってほしくなんてなかった。
あっという間にLOVE CRIESを歌い終えて、近くの柵が開いた。トロッコの準備が目の前ではじまったとおもってすぐ、光一くんが目の前にやってきた。
そして。
トロッコに乗り込んだ瞬間、光一くんの頬が張った。体が前のめって、唇を真一文字に結んで、それは吐き気をこらえる表情でしかなくて。

心臓が止まりそうだった。
膝が落ちて、それでも、崩れそうな上体は何とか支えて必死に吐き気をやり過ごした後、上向いた顔は焦燥しきっていて。状況を確かめるようにきょろきょろとあたりを見渡して。
こんな切羽詰まった光一くん、見たことない…って、ショックだった。光一くんに失望したわけでは決してない。じゃあ何がショックだったのか後から考えてみると、そんな状態を目の当たりにしているのに、心から「もうおしまいでいいよ!無理しないで!」って言ってあげられない自分に、かなぁ…と。あと、完璧なだからこういう辛さは見せないはずだと思い込みすぎていた自分に。
それが光一くん本人の望んで貫いてきたことだとしても、こんなに辛い状態になってまで、貫かせてしまうことに。

動き出したトロッコの上で、どうしようもなくてしゃがみこんだのに、前奏が終わる瞬間にふらりと立ち上がって口元にマイクを構えて歌いだしたその一連の行動は、もう、自分の意思じゃないのかなって感じだった。舞台人として、反射的に体が動いている…というか。記憶は一切残っていないんだろうな…そんな感じ。

文字通り、命を削っている姿にもう泣くしか出来なかった。

だけど。
トロッコをおりて、一度センステへ向かってからメインステに戻ってくる花道で、踊り狂うダンサーさんの姿を見たときに、光一くん笑ったんです。
笑って、歩みながらゆっくりとステップを踏んだ。すごく弱弱しいステップだったけど、でも足は動いていた。「きついけど、楽しい」の言葉を体現するように。
そして光一くんがやっとメインステージへ戻ってきた時、それまで笑わなかった赤まりさんが光一くんに目配せをして、思ったよりもしっかりとした意思相通が出来たのか、満面の笑みを浮かべて。

このツアーの出演者の絆の深さに思いを馳せずにはいられなかった。
光一くんが息を吹き返せたのは、同じだけ過酷さを味わってきた仲間の存在があったから。そういう人たちの作り上げるステージを体感できて幸せだった。


…と、がーっと書きなぐってきたけれど、これはあくまで、わたしの目にはこう見えていたという、事実ではない記憶です。
もしかしたらあの表情を忘れることはいつまでたってもできないかもしれないし、思い出すたびに動悸がして気持ちがぐるぐるするのだろうけれど、それでも、Spiralツアーがとても良い公演だったと、自担の出演していた公演を差し置いてこの夏の一番の思い出になったということは言うまでもないのでした。

きみが、あまりにも眩しすぎたから。

全12公演、お疲れ様でした。幸せな夢を見せてくれてありがとう。

君を待っていた

Sexy Power tourに行ってきました。大阪1公演、名古屋3公演。

このツアーがスタートしたばかりのころ、わたしはとにかくSHOCKにかまけていたのでほとんどレポを追うこともなく5月までやってきて、なんなら大阪公演時はアルバムさえ未聴のまま、きっと優太くんがバックにつくだろうからと前々から用意だけはしてあったチケットを手に持ち会場まで足を運んだのです。大阪公演を経て、名古屋公演までにはいい加減アルバムを聴かねばとやっと重い腰を上げ、まぁそれで何か変わったのかといえばそれほど劇的な変化もなかったのですが、それでも大阪公演より名古屋公演のほうが楽しめた気がするでもない…。…と、いう具合に生半可な状態で参加したわけだから、ツアーのセットリストや演出に関しての感想はしたためるべきではないのかなぁ…とも思ったんですが、このままだとなんだかすっきりしないので、散々語り尽くされていることだとはおもいますが、少しだけ書いておくことにします。


☆マワレミラクル

今回はツアーで、すでにバックにジャニーズJr.が帯同してる状況がある、なのに終始3人だけで歌う演出だなんて「もったいないね!?」と思わずにはいられなかった。いや、たぶんあえてなんだろうけど、でも、残念に思えちゃう。ジャニーズJr.をにぎやかしで使わないなんてもったいない!大人数でキャッキャしてるほうが似合う曲なのになぁ…というのが超個人的な見解でした。
アルバム表題曲だけあってとてもキャッチーでキラキラしてて可愛くて素敵な曲なんですよ、で、個人的に演出としてぱって思い描いたのがキスマイ先輩の楽曲「キミとのキセキ」のミュージックビデオだったんです。なんでだろう?曲調がどことなく似てるからかなぁ…だから、絵的なものとして思い描くのがMVだったのかもしれないです。
別にジャニーズJr.に焦点が当たる必要はこれっぽっちもないんですよ、ずっとぼやけ気味のモブ扱いだって一向に構わないんです。「3人」を強調したいのであれば、スポットライトを当てなくたって、キグルミ着せたってなんだってしてもらって構わなかったのに。
あのお花を降らす演出も、客席上にヒラヒラする落下物降らせれば良かったのにな~って。ぼてぼてぼてって落ちてきて、そのまま終演するまで回収もなしかよ…みたいな。落下する瞬間の見栄えは、もしかしたら少しするのかもしれない。でもそのあとのステージの見苦しさったらなかった…まぁ、あの演出のためだけにあのセットを作ったのなら、こだわりなら、致し方ないのかもしれない。わたしとは違うなぁってだけで。


☆GHOST

これ、神宮寺くんと岩橋くんいりました!?ねぇ!?いりました!?わたしは5人だけのステージでもよかったと思う。雨だってからのつなぎの傘マジック()の人数合わせで必要だったなら、そこだけ使ってあとは捌けさせればよかった。人数が多い方が圧巻だから?いやいやそんなことはないと思う。3人だけのステージがあるように、5人だけのステージが1曲くらいあったって良いじゃん。マリちゃんと聡ちゃんはジャニーズJr.じゃないよ、神宮寺くんと岩橋くんとは違うよ、そうやって線引きを曖昧にしないでよ。神宮寺くんと岩橋くんがどうのこうのじゃなくて、5人のSexyZoneのステージを、ぜひ、GHOSTで見たかったという気持ちが強すぎてずっともやもやしている。


☆今からはABC-Zの曲を歌います!

完全に「………ハァ???」すぎた。これ、さすがにレポで見ていたはずなのにすっかり失念していて、大阪で開いた口が塞がらなくて、でもイントロ流れ出すしみんなでしれっと歌いだすのを眺めていたらじわじわ面白くなってきて、半笑いで見るしかなかった。どれだけ上手に歌ってみても、ただのカラオケ大会だった。わたし、SexyZoneのコンサートを見に来たんであって、カラオケ大会を見に来たわけじゃないのにな~って思ったよ。
MCは挟めない、だけど曲が足りない…それで苦し紛れにABC-Zの曲歌うくらいなら過去の曲でもなんでも手あたり次第歌ってくれよって思っちゃう。コンサートひと公演が十分成立するくらいには自分たちのグループの歌を持っているにもかかわらず、他のグループの歌をやるって、そんな屈辱的なことってあるの!?そんなに5人での曲を歌いたくないんなら健人くんと勝利くんと風磨くんの過去のソロ曲もう一曲ずつやればよかったじゃん?…って、こんな乱暴なことを思うくらいには、わたしには解せない演出でした。このツアーのために五関くんが振付してくれました?そんなのな、ABC-Zの曲じゃなくてSexyZoneの曲に振付けてもらえよ!(どうしても感情的になってしまうのでこのくらいでやめておきます)


☆桜咲くcolor→雨だって

新春JW組か否かのグループ分けは、悲壮感しかない3:2を、そうでないものに変える魔法だった。合羽を着て傘をくるくるしながら踊る風磨くんへの歓声は、可愛いからなのももちろんだけど、それだけじゃないと、思うから。
まだ時期尚早なのかもしれないけど、関ジャニ∞みたいに固定概念取っ払ったグループ内自己プロデュースユニット(…っていっても2:3しかないのか…あって2:2:1)で歌ったらいいのにな~って。誰と誰の組み合わせでもみんな喜ぶよ?そしてそういうのって、ツアーだからこその醍醐味みたいなとこあると思う…雑誌に、一瞬を切り取った写真がどれだけ沢山掲載されようとも、実物を生で見るものに勝るものはないもの。
あと、そういうややこしさ抜きにして桜のイントロを鍵盤で奏でる健人くんが好きだったし雨だってのぶりっこ風磨くんが好きだった。


☆Sexy松とSexyBoys

トラフィックジャムかわいかったな~!
ぜんぜん系統のちがう2ユニットだけど、見事に調和していたし、聡ちゃんとマリちゃんがちゃんとヒエラルキーの頂点だった。
マリちゃんって個人のおしごとがあったり、最近じゃ神宮寺くんと岩橋くんは一緒じゃないことが多かったり増田くんとかのオリエンタルチームでいるとやっぱり頂点って感じがするんだけど、聡ちゃんにはそういう機会すらなかなかなかったから、やっぱり嬉しいよね。
で、思うんだけど、聡ちゃんはもっと0番位置立とう?Jr.従えよう??って。今回の聡ちゃん見てずっとむずむずしてた。
Sexy Zoneにいるとポンコツキャラっぽい扱いだけど、たぶん、今も続く不遇の扱いのそのときに腐ってしまわず、着々と蓄えて、心構えを腹に据えている気がする。
だからSexy松は聡ちゃんにとっては素晴らしい居場所なのかも知れない。なら、Sexy松の活躍する現場がもっともっと増えてほしいな~!と願うばかり。


☆まだ見ぬ景色

ものものしいSE、スクリーンにでかでかと表示されるタイトル、そこに佇む漆黒の陰…にライトが当たったときの神々しさ。
勝利くんってこんな演出が出来るんだって、ただただ感動したナンバーでした。
新春ジャニーズワールドで見たときに、コンサートでちゃんと一曲やってるところがみたいと、以前の記事に感想でしたためるくらいには期待してて、で、結果がこれと。
曲中のパフォーマンスもさることながら、でもやっぱり冒頭の演出で心を鷲掴みにされた感はある。黄金の鳳凰を背中に背負う、あの衣装も最高。

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ほら、かっっっこいいねぇぇぇぇ!!!!

あと、まだ見ぬ景色に関してはすっごく自分勝手だけど、名古屋公演でバックダンサーに優太くんがいてくれたのが、息も止まるくらいに嬉しかったんです。
勝利くんがいて、そこに颯爽と現れて追従する紫耀くんと対になるのは、本当は高橋海人くんだったのに。名古屋で優太くんが紫耀くんの対の立ち位置で現れたとき、『この瞬間を待ってた』と、胸に歓びが満ち満ちて、瞬きを忘れてしまった。
ダンス自体はたぶん、かいかいのほうが断然上手。優太くんはとてもクセのあるダンスをするし。でも、だけど、そこに優太くんがいて然りであると、すとんと胸に落ちてきた。
担当の欲目だとわかってる。それになによりわたしは勝利くんのバック、1番位置に佇む優太くんが好きなんです。それはもはや雛鳥の刷り込みのように、息をするように自然に、己の中の理になっている。
だから、Sexy Power tourで1番の優太くんは?と問われたら、真っ先にまだ見ぬ景色の優太くんと答えます。
マイクを持って歌っているっていうのに、勝つんだwinじゃないのか…って自分でも思うよ、いやもちろん、winの優太くんも格好良かったけども!バックなんだから、ジャニーズJr.としての仕事を全うしてる姿に心が持って行かれるのかも知れないですね。

とにかく、コンサート的にはもやもやすることも多かったのは確かなんだけど、こういう風に『これを待ってた!!!』って思える、心が奮える瞬間を経験できたのは嬉しかったし、こういう瞬間をこれからも、何度だって味わいたいなって思います。


もうお気づきだと思うけれど、一番なにが言いたかったかって、これでした。
そう、わたしは身勝手なオタクなんです。

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少しだけ、おとなになった君に

さん。ぜろからスタートしてみっつめ。
2015年2月。気づけば、優太くんがユウタを演じるようになって3年めの冬が訪れていました。

3年め、というのは、いろんな意味で注視されることが多いように思います。
長くはない、でも、短くもない。成熟に向けて今一歩、足を踏み出したところ、みたいな。過渡期って言葉がしっくりくるのかなぁ……未熟というには洗練されているけど、熟練というにはあまりにも拙い、そんな感じ。
今年のユウタはそんなあやうい位置に立っていた、のかもしれない、と、今になって思います。

2015年のSHOCKはメインキャストの大きな変更があって、新しく携わる人間が3人もいて。キャリア自体は一番短いけれど、SHOCKだけに特化してみれば、一番下っ端ではない、そんな立場での3年め。さて、優太くんはどんなユウタを演じるのだろうか……と、こんなこと書いといてなんだけど、正直、あまり期待はしていなかったです。というか、過去2年のユウタでも構わなかったので、もちろん精度は増してて欲しかったけど、劇的な変化というよりはそういう細かなレベルアップを観劇する度に見つけられればなぁ…と、それくらいに思っていたんです。
ところが幕が開けて2日目のその日、2015年のSHOCKを観劇したら、それはもう驚いたなんてものじゃなかったのです。

SHOCKの見せ場のひとつ、ジャパネスクの殺陣。

過去2年、私は優太くんの殺陣をあまり好きになれなかったんですよ。なんでって?だって、『居る』けど『闘う』ことはしていないように感じられて。刀を振りかざして、挑発しているのは生身の人間でなく空虚……たしかに他の演者の皆さんに混じって動き回ってはいるけど「どうしてそこにいるの?」って訊きたくなるくらい、ほとんど刀を交えていなかったから。だのに、一丁前の表情をして、「なんだかなぁ…」と思ってしまう心を、敢えてそういう演出なのだとしても、最後までなくすことができなかったんです。
とはいえ、私はどちらかというと担当にはデレなタイプ。階段で銃を撃った後、光一くんだけを相手にする後半部分は、個人的に「おぉ…」と感心できる見所(詳細については割愛)があって好きでした。
それが、今年のSHOCKでは、ぜんぜん、見違えるようだったから驚きました。
一番の変化は、誰かと刀を交える回数が各段に増えたこと。『居る』だけじゃない、『闘う』優太くんが観れたのが本当に嬉しかった。
冒頭でコウイチとヤラがそれぞれ敵に首に刃が振り下ろされる緊迫したシーン、ヤラ→コシオカの対となったのがコウイチ→ユウタで、もう、それに鳥肌が立った。コウイチとヤラが睨み合うように、コシオカに鋭い眼孔を向けるユウタ…あの、息を飲む瞬間の一端を担ったことが嬉しくないわけないです。こうして文章をしたためているだけで、鮮明に蘇る光景に胸が熱くなる。
舞台袖に捌けていくときは、仰け反るような歩き方があんまり好きじゃないんですけど(威圧の表現なのかもしれないけど、あんまり迫力は感じられなかった…なんかボテボテして見えてしまった…)、再び舞台に戻ってきてからは、コウイチと何度も刀を交えるし、コシオカ・フクダとやりあうときの動きも複雑で派手になっていて見応えがありました。
大将が旗の中から登場するとき、刀を携えて控えるユウタが肩で息をしてるの、本当に好きだった。(本当は消耗してるのを観客に悟らせるべきではないのかもしれないけども、でも、それだけ運動量があった…立ち回りが多かったってことだから)
銃を撃った後も、アンサンブルにも劣らないくらい野次るようになって…ぜんぜん、昨年までとは担うべき役目が違いましたね。
ただただコウイチの気迫に圧倒されて怖じ気づくだけの弱々しいユウタ(あれはあれで、とても好きだった!)はいなかった。
と、は、いっても、野次自体は昨年のリョウタの怒号まんまだなぁ…って思うことも多かったんだけども。でも、「この刀でおまえの首ぶった斬ってやるよぉ!」は文句なしにシビレたし、言い回しをいろいろ試してるんだろうな…って、そう思えることも同じくらいありました。3月の後半のほうで、階段かけあがりながら諸くんに「立てよぉ!!!!立てぇぇぇ!!!!」って発破かけるの好きでした。命の危機を感じて怖じ気づくだけでなく、精一杯の虚勢でも最後まで戦いを諦めない…好戦的なのが外道っぽくて。
ちなみに、個人的野次No.1は野澤くんでした。声が低くて太くて迫力がある。すごく乱暴な言葉遣いじゃなくても様になっていた…と、話は逸れましたが。
階段上で銃と持ち替えた刀をべろりと舐めるの、山賊っぽいのかもしれないけれど、どうしても好きになれず……あと、姫を人質に勢揃いしたときの欠伸も……。気怠げにしたかったのかもだけど、その後の立ち回りからするとアレはキャラ設定がぶれた演技だと、個人的には思うです。物語だから、一貫性が欲しい。
すべてが良いなんてとてもいえないけれど、それでも今年の1番の進化は殺陣で間違いはないと、そう思います。

でも、殺陣の進化に匹敵するほどに、去年までのユウタと歴然の差があったのが、演技でした。
2014年のSHOCKは、9月10月の公演では、優太くんに替わって西畑大吾くんがあのポジションを演じていたのだけれど、大吾くんの演技を観劇するまでのわたしにとっては優太くんの演じる“ユウタ”がデフォルトで、あれ以上はないと思っていたのが、見事に覆されたというか…どちらが上手い下手ではなく、こういう役の捉え方があって、こういう表現の仕方があるのか…と、いい意味で愕然としたのを覚えています。
本当に単純な好みの問題として、大吾くんのお芝居が好きだったのです、既存のユウタにはどうしたってなりきれないところで表現した結果がダイゴだとするなら、大吾くんはSHOCKというストーリーをじっくり研究して試行錯誤してあれに行き着いたのだろうと…そう思えて、するとますます、作品の理解度は大吾くん>優太くんだったのかなぁ…と、今考えてみても、そう思うのです。
でも、そんなふうに一度思えたからこそ、今年のSHOCKのユウタは、ひと味もふた味も役に深みが出ているように…きちんとユウタの存在意義を考えて演じていると、そう感じられて嬉しくなったのだと、思うのです。
2014年はお芝居のお仕事に恵まれた1年で、その経験をしっかり糧にしてユウタを演じていたんだなぁ…と。オンブロの幕間、Higher、ヤラの告白…幾度となく訪れるシリアスな場面での表現の多彩さがそれを物語っていたと…だから、少しも逃したくなくて観劇するたびに必死でした。瞬きすら惜しかった。
表情も、アドリブの呟きも、最後の最後まで試行錯誤していたのだろう……「これが完成形」ってのがあまりなかった…もちろん、個人的には『前の表現の方が好きだったよ~(>_<)』って思うことも多々あったんだけど、優太くんなりにユウタがどんな人間か、あのカンパニーの中でどんな立場なのか、そういうことを考え続けた結果なのだとしたら、そんなに素敵なことはないですよ、ね。

光一さんが3年めの優太くんに対してことあるごとに『色気づいた』って評していたんですけど、ほんとにその通りだった。
17歳だったユウタは、今年、19歳のユウタになって、少しだけ考え方が大人になった。そもそも優太くんがSHOCKに初出演した時に、『ユウタは子どもらしすぎて、現実(の17歳)はこうじゃないから戸惑う』みたいなこと言ってたと思うんですけど、そんな過去に鑑みると、今年の優太くんはとても能動的だった。求められるポジションをただ与えられたままに演じるのではなくて、役を噛み砕いて自分なりに表現する力が身についてきたのかな…と。
本来ならいくら年を重ねようがそれを役に反映すべきではないと思うのだけどね。だって毎年、毎日繰り返されるそれは時間が淀んだ空間だから、年齢を感じさせたら駄目だと思うんだけど。
でも、目に見えた進化の表れがそれで許されるのは若者の…10代の強みだろうから、過渡期のユウタをこの目で見て、いろいろなことを感じられて嬉しかった…幸せでした。


もし、2016年もユウタを演じられるのなら。
過渡期から一歩抜け出した、完成形に近づいたユウタが観てみたい。劇的な変化より安定感を求めたい。細かな小技を光らせる、洗練された演技が出来るようになったら最高だな~って思う。
そんな未来がやってくるのを心待ちにしている。