かわいいだけじゃいきていけない!

箒でさっと掃かれて消えてなくならないように

いとしいきみへ

君を担当にしようと決めたとき、この人が最後の担当になったらいいなと思ったことを思い出した。
それは別に「この子に残りの人生すべてを注ぎ込む」とかそういう重たい覚悟みたいなものではなくて、長くジャニーズの熱心なオタクを続けるつもりもなかった*1ので『Jr.だし、いつか彼が辞めると同時にオタ卒出来たらいいな』くらいの薄っぺらな思いだったのだけれど。
現場で見るたびに「好き」は大きくなって、好きになった分だけJr.を辞めてしまうかもしれない『いつか』に怯えて現場に通うのを止められなくなっていき、そして現場に行けばまた「好き」を更新する…その繰り返し。わたしにとって担当に据えてから今までの年月は、ある意味で転落人生だったように思う。
改めて細かく振り返ったりはしないけど、Jr.時代は本当にいろいろなことがあった。些細なことで一喜一憂した。本当にJr.のオタク(≒個人を推すこと*2)ってしんどいなって思った。加えてここ2・3年は特に閉塞感(現場のルーティーン化・ユニット間でのマウンティングが過激化・新生の台頭*3とか)が強くて、それもまたしんどさに拍車をかけた。普段は楽しくオタクしてるんだけど我に返ると途端に落ち込んだ(笑)正気に戻ったら負けだった(笑)*4
そんな中でいつの間にやら『自担がデビューする日を見届けるまではオタク辞められないな』*5などと思ったりするようになり、すっかり重たいオタクへと成り下がったわたくしは、念願かなって2018年5月23日に自担のデビューを見届けけたのだった。
そして始まったファーストコンサートツアー。8月10日からはじまって、全国5都市で計21公演開催されたそれを、初めてこの目で見たときの正直な感想は「微妙」だった。一番の理由は自分自身が慣れていないから*6だったけど、まぁ、他にもいろいろ。デビューを見届けて、デビューコンまで見届けて、それでも感無量にはなれなかったから『あー、これが燃え尽き症候群てやつかなぁ…』なんて思ったりもした。だけど、今もかわらず優太くんのオタクを続けている。オタ卒も担降りもしていない。なんだかんだ優太くんを好きだって気持ちだけはブレなかったからだ。優太くん以上をもうずっと見つけられていない。
どうしてこんなに好きなんだろうなぁ…って考えてみるけどよくわからない。優太くんは、それはもうかわいらしい顔をしているけど(もちろんそうでないときもたくさんある、知ってる)特に好みの顔ではない。言動もかわいいけどハラハラすることも多いし、歌声もダンスも、それなりにうまいとは思うけどすべてが好きなわけじゃない。
それでも優太くんが誰よりも一番で、揺るがない。
この思いの起源はなんなんだろう…言葉にできない気持ちを、いつか言語化することができるんだろうか*7。なんて哲学的な問いだろう。その問題と向き合いながら私はまた、岸優太くんを担当として年月を刻んでいくんだろう。あぁ、とんでもない人を担当しにしてしまった。

 

 

23歳のお誕生日おめでとう、大好きだよ。

 

 

 

*1:年齢的な問題。アイドルにうつつを抜かしてると肩身が狭いんです。

*2:わたしはJr.担になってから箱推しをしたことがない

*3:東京B少年、そしてHiHiJets…もれなく気になる存在だよ!

*4:自担はシャブ。強烈。躁鬱症状がでる

*5:今思えばまぁ、オタクを続けるための免罪符的な。ホントは辞めるつもりもなかったんだなぁ

*6:入れば入るほど楽しくなっていったスルメコンだった

*7:名古屋の優太くんの挨拶のオマージュです。あれでまた好きが加速しました