かわいいだけじゃいきていけない!

箒でさっと掃かれて消えてなくならないように

今在る不幸に立ち止まってはいけない

セクシーリニューアルについて、独り言を延々と垂れ流す。

個人的には、もちろん3人よりは5人がいい。この世の多種多様なしかし例外なく美しいものをガラスケースの中の箱庭に閉じ込めたような、セクシーゾーンとはそういうグループだと思っているから。

じゃあ、どうして5ではダメで3になってしまったんだろうってことを延々と考えているわけです。わかるはずないのに、それでも自分が納得できるような理由を探してしまう。そうしないと気持ちの落とし所がないんです。単に、事務所クソだな!CD不買しようぜ!じゃんじゃん問い合わせ(という名のクレーム)しようぜ!みたいな攻撃的な感情にはなれない・・・のは、私がそれなりに社会人として生きているからかもしれません。もちろん先述したみたいな気持ちがないわけじゃないよ!

とりあえず、考えてみた柱は下記よっつ。

①業界的には5人での需要より3人での需要のほうが上回っているから
②3人と2人の間に圧倒的なファンの数の差があるから
③ひとりはグループのために、ではなくてグループはひとりのために・・・な、ご時勢だから
④近年稀に見るジャニーズジュニア豊作の時代だから

アイドルは当たり前だけど慈善事業ではない。収益をあげなければ、解散だってやぶさかではない厳しい世界なのだと思う。まず思いついたのは①で、仕事をしていくうえで、(事務所内ではなく)外の世界に『5人揃って』より『3人』を求められてしまったのかなぁ・・・と。それは年齢的な壁だったり、物理的な問題(住処の話はあまりしたくないけど、避けては通れないとおもう・・・もしかしたら移住はあのタイミングじゃ遅かったのかもしれない)だったり、いろいろな理由があると思うけれど、そういう障碍が少しずつなくなってきた時には『3人でもなんとなくやっていけるんじゃないか』って、そういう考えがすっかり根付いてしまっていたのかなって・・・。そういう前提があったうえで、②がひびいていそうだなって。これはわたし含めファンが、口ではどれだけ言ったって実際の行動として示してこれなかった結果なのかなって思わないでもない。ツイッターやブログでどれだけ応援してるといったところで、どれだけ5人での活動を望んだところで、ある程度の判断の材料になるのが数字だったとしたら、それを残してあげられなかったわたしたちは無責任に批判ばかりをすることなんてできないのかな・・・とも思う。もちろんお金が関わってくることだから自分のできる範囲で、となると狭まってくる門ではあるのだけれど・・・それでもこちら側の需要をわからせるためにはある程度のお金を落とすことは必要なのかな・・・と、利益回収の可能性を見出せなければ、言葉は悪いけれど見限られるのはある意味真理なんだろうなぁ・・・悲しいけど。本当はこういうことをファンに気づかれたり考えさせたりした時点でアウトなんだろうけど、ね。
③については、たぶん反対意見って言うか、批判もあると重々承知の上で書くと、個人プレーが目立つ・・・というか、ふまけんを筆頭に個人主義なところがあるよね・・・ってことです。いや、グループのことを考えてないとかそういうことじゃなくてだな!『一人ひとりの個性の強いグループで』『各々で頑張っていたらメンバーが揃ったときにすごい力になる』って、そういうニュアンスのことをよくインタビューで答えてるじゃないですか、これってすごく正当な気もするけど、でもわたしはその言葉がずっと引っかかってて。一人ひとりの個性が強いとか、一人ひとりで頑張って、とか、そういうの、なんか違う気がする・・・。見放すような、突き放すような、冷たい感じ。個人が頑張るのは当たり前なんだけど、だけど、ひとりで頑張るよりもメンバー全員で頑張るって、そういう選択肢だってあったと思うんですよね。セクシーゾーンに関しては、個人で頑張るのは時期尚早なのかなと、思わないでもない。土台がしっかりしてなかったら重みに耐えかねて潰れちゃうかも・・・そんな不安がある。ほかのグループが語る『個性』や『一人ひとりの頑張り』とは違ってとれちゃうのは、不遇の時代を含めて積み上げてきた経験とそれに付随する信頼がないから。「5人でたいした活動してないくせになに言っちゃってんの?」って、言葉悪いしかなり攻撃的だけど、そう思うところもある。
こういう話をするとき、必ず槍玉にあげられるのは風磨くんだと思うんだけど、「俺が!」「俺が!」ってのは、むしろ健人くんのような気がするでもない・・・と、個人的には思っていて、どちらもグループのことを大事に考えていないわけではないだろうし、だけどグループ、の、前に、自分自身っていうのが見え透いている・・・これは、こんな状況になる前からぼんやり思っていたことで、今回のことで一気に突きつけられたっていうか・・・こないだの密着番組の中でも健人くんが『自分の進む道はこれでいいのかって悩みます』って『でもファンの子にはこんなふうに悩む俺も知って欲しい』って言ってて、わたしには、あぁこの人はナチュラルに『自分』な人なんだなって思えてすごく哀しくなった。でも逆にわたしの考えが古くて、最近の若者は結構こういう考え方なのかな~って思わなくもない。個人主義って悪いことじゃない、グループよりたった一人を応援したいって思う人もいるだろうし…古いけど「時代だな」って、まさにその言葉がぴったりな感じ。
だけどやっぱり、わたしはグループをひっぱっていく3人だからこそ、とくに、お兄ちゃんな健人くんと風磨くんだからこそ『5人』に拘って欲しかったなー・・・と。たとえ仕事が減ったってなんだって、『5人』に拘って欲しかった。もしかしたら拘ってもどうにもならない状況下にあって、それなら拘っていることすら感づかれないようにする・・・なんてプロ根性なのかもしれないけれど。彼らが、現時点で、5人を諦めてしまった、みたいな状況が苦しいし、その苦しみを彼らを悪く言うことでしか昇華できない(それ以外の方法が見つけられない)のも苦しいけど、こういう気持ちってずっと持ち続けてしまうんだろうなって思ってしまう・・・・・・どうしようもなくて、でも解決策も今のところは見つからないのでこの話は終わり!

④についてはね、『セクシーファミリー』の『志の高い者』は『セクシーゾーンとしてCDに参加』みたいな表記のことです。それっていわゆる、『人気のあるジュニア組み込んじゃおうぜ!』みたいな安易な考えを、見栄よく言ってるような気がしてならないからゾッとする。楽ですよね、一からグループ作って売り出すよりもともとあるグループに流動的に入れたり出したりするほうが楽です。だけど、志の高い者って、志高くないやつなんかいるのかよ、選ばれなかったら志高くないのかよ、ってわたしは捻くれ者なのでそう思っちゃう。今、ジュニア黄金期以来じゃないかってくらいにジャニーズジュニアにスポットが当たってるのはわかってる。だけど、所詮はジャニーズジュニアなんですよ。デビューを掴み取った一握りの人間とは決定的に違うものがある。そこの線引きはきっちりしなきゃいけないと、個人的には思ってます。デビューした人たちにとっても、そうじゃない人たちにとっても。それを曖昧にすることで得るものなんてあるのかな・・・って、ずっと考えてるんだけどわたしには思いつかなくて、だから誰かに教えて欲しいくらい。
もちろん、CDに参加することで得るチャンスは計り知れない、そこから開ける道もあるだろう。もし自担がそういう立場になったとしたらわたしは全力で応援するしかないんだろうけれど、セクシーゾーンであってセクシーゾーンではないって考えはずっとついてまわるだろうし、ちゃんと、「○○ってグループの一員」って誇らしげに言いたい。神宮寺くんや岩橋くんが『CDデビューに拘らない』『デビューだけが夢じゃない』なんていってるけど、もちろんそれは現状では正しい考えなんだろうけど、でも、わたしは自担に、優太くんにちゃんとデビューして欲しいし、その夢を諦められない。だから怖い、こういう売り出し方は心底怖い、ジュニア担だからなによりこの点に一等脅威を感じている。「夢は(きちんと固定された)グループでのCDデビューです!」っていえない、そんなジャニーズなんてクソ喰らえだ!

 

・・・とはいえ、今ある数々の不幸に歩みを止めて、未来を描こうとしないのは間違っている。未来は決まっていない、一分、一秒先だって、自分の力でどうとでも変えていける、そう信じて今できることを、こうなりたいと思い描く未来に向かっての一歩を踏み出すのを躊躇してはいけない。わたしたちが未来を作ることだってできる。そのためにはどうすべきか、よく考えて動き出さなければいけない。後ろ向きに批判ばかりを繰り返しているだけじゃいけない。セクシーゾーンが勝利くん、健人くん、風磨くん、聡ちゃん、マリウス、やっぱりこの5人じゃなきゃだめだね、3人と2人にわけるだなんて馬鹿なことしてた時もあったよね~なんて笑って話せるような未来をわたしたちが作っていかなければ・・・途方もない話だけれど、まずはその覚悟を持つことが第一歩、だからわたしはどれだけ苦しくても彼らの動向を見守っていくのだろう・・・と、ほんのちょっとのことで挫けてしまいそうだから、今の気持ちをすぐに思い返せるように文字にして残しておくよ。