かわいいだけじゃいきていけない!

箒でさっと掃かれて消えてなくならないように

僕が生まれた日

2013年。生まれ変わる僕を見てください。(歪曲)
そんなメッセージをわたしが耳にした時には、世界は動きだしていました。

2013年の1月1日にもたらされた衝撃を忘れることはきっと出来ないと思います。
東京ドームに向かう電車の中でSHOCKに優太くんが出演すると知って泣きそうになったわたし・・・(のっけからキモイ)
だってまず湧き上がったのはプラスじゃなくてマイナスの感情だったから。「なんで優太くん・・・?」って思ったんです。抜擢された喜びより不安の方がぜんぜん勝ってた。
動揺して泣きそうになったまま、東京ドームで知人と会って話を聞いてもらい、それでもまだ動揺が収まらなくて帝劇までポスターを確認しにいきました。ほんとにポスターに顔と名前があって泣いてしまった。そして泣きながら東京ドームまで戻った(キンキコンだったんです)・・・という、今思うと本当に正気の沙汰じゃねーなとすっぱり切り捨てられるような気持ちの悪い経緯があります。笑

冒頭の一文は、某所で流れていた新年の抱負メッセージの映像のアレなんですが、わたしがそれを見たのは1月末でした。
そしてその前にJWを観劇しているのです。それだって1ヶ月前には優太くんがいると当たり前のように思っていたのに、優太くんは居なかったんですよ。まぁ、ちょうど風邪パンデミックで演者が少なかったりもしたんですけど、でも優太くんがいないのはおそらくは別の理由だったはず。
1月はじめの動揺に比べたら、このときにはもう腹は据わっていて、JWで姿を見れないことに不思議と悲しくはならなかったです。それよりも稽古でSHOCKをどれだけモノにできてるかの方が気になって不安になってたと思う。
SHOCK自体、毎年観劇している舞台だったのでどれだけのものかを知っていたし、米花くんと町田くんの穴を埋めるのが亮太くんと、まさか優太くんだなんて。今までのSHOCKからじゃ想像つかないことが多すぎてとにかく不安だったのだ、今考えるとそうと思います。だから考えても無駄と知りながら、どこにどうはまるのかいろいろ考えたりもしてたな―・・・と、今では懐かしい思い出です。笑。

いよいよ幕のあけた2月。優太くんがすごく頑張ってるっていうレポを読んで、早く自分の目で確かめたくて、2013年のSHOCKをはじめて観劇したときの安堵と感動も、きっと忘れることが出来ません。
光一くんが優太くんのキャラクターを生かすようにしてくれたこと、そこに見事にはまっていたことが嬉しくて。きちんと居場所を与えられたのが嬉しくて。
それからはもうずっとSHOCKに夢中でした。
少しずつ精度を増していくユウタを見逃すなんて考えられなかったし、自分でもびっくりするくらい観劇したことを今も後悔はしていません。笑顔が増えていく、声がよく通るようになる、ターンがうまくなる、自分から仲間にアクションをおこす・・・等々、この目でたくさんの成長を見られて嬉しかったです。
もちろん嬉しいことだけじゃなかったですけど。他の現場が並行していろいろとあったので、そこにあったはずの居場所がないことに胃が痛くなったりもしました。危機感ばっかり感じてたこともあります(これは私がネガティブだから、というのも大きいと思うんですが・・・)5月のクリエ、せくぞん横アリ、6月の少年収録、8月のお台場合衆国博多座後に赴いた現場の中でも確実に変化はあって、それは今回深く掘り下げるべきではないので割愛するけれど、今でもある種の焦燥感は消えていません。
(余談になるけど、勝利くんが雑誌でSHOCKの優太くんについて語っていたと思うのですが、あれがいちばんぐっときた・・・です。そんな優太くんだから大丈夫、そう思っているのも事実です。)

誰とも話せなくてただただ俯いて黙り込んでいたところからのスタート、ゼロから夢中で駆け抜けていった日々。
優太くんのなにが変わったんだろう。
技術的な点は挙げていけばキリはないけれど、心の持ち様が変わってくれていたのなら、わたしはそれが一番嬉しい。
座長はじめ自分にストイックな人たちばかりに囲まれて、考え方もガラッと変わったんじゃないかなぁって思うんです。
だから、それを次に生かしてください。彼に生かせる場をどうか与えてください・・・いや違うな、生かせる場を、ぜひ、優太くん自身で掴みとってください。(コイツしかいない、そう思わせる存在になって下さい)


2013年。生まれ変わる僕を見てください。

産声をあげた赤ん坊は今やっと、二本足でたったところ。
これからどうなっていくんだろう・・・楽しみすぎて、やっぱり目がはなせそうにありません。


9月29日、梅田芸術劇場、千穐楽。
稽古含め6ヶ月間、140公演完走おめでとう、お疲れ様。


そしてそして、お誕生日、おめでとう。