かわいいだけじゃいきていけない!

箒でさっと掃かれて消えてなくならないように

夏、ただひとつの、

お台場合衆国に行ってきました。
直前になって降り出した雨と雷鳴、稲光にもーどうすんのこれ…なんて最寄り駅でぼんやり30分待ちぼうけだったものの、開演にあわせて晴れ間を連れてくるあたり、彼らの温存していたパワーはすごかった、のだと思う…。想いは天を動かすんですよ?

さて。

佐藤勝利くんの、同年代に囲まれた時の無邪気さと傲慢さは良い意味で目につくなと個人的には思いました。
聡くんが常々語っているような、グループのセンターとして背負っている重責があるとして。その中には両隣に寄り添う怪物的なシンメに対する劣等感やプレッシャーなんかもあると、私は信じて疑わないんですが。
だったら尚更、ふたりから離れて、ひとりだけ、いちばんにステージライトに照らされる、そして、大勢のジュニアの頂点に絶対的に君臨するような機会は定期的に設けた方がいいのかもしれない。
私のようにセクバ目当てで参加したオタクも多かったと思うんですけど、でも、勝利くんはやっぱりひとり抜きん出ているなと、見せつけられたステ一ジでした。仕組まれたセンター、嫌いじゃないよ。
歌やダンスの技術は正直、圧倒的に優れているとは言えなくても、そこで輝く…自ら強烈に発光できる才能はやっぱり稀有なものだと思うから。
もっと傲慢で、尊大である勝利くんが見たいなーって思ってしまうのでした。

聡くんのイケ化にも度肝をぬかれたです。でも中身はやっぱり可愛くて…こういう変化の時をオタクだけで楽しむのは勿体無さすぎる。はやく世間に松島聡が見つかればいいのになーって本気で思ってる。
たとえば松本潤くんの未満都市のような、そういう仕事を与えてあげたい…!ゆっくり大人になってほしい反面、はやくはやく!って思っちゃうこの矛盾よ…私がわりと刹那的に生きているから仕方ないのですが。
普通の感覚を備えたままで活躍の場が広がると良いなと、わたしはただのしがないオタクなので都合よくそう思っておきます。

ジュニアについては…うーん…言葉にするのが難しいです。まぁ、本来の目的は達成されていたと思います。
パフォーマンスで圧倒的に目をひいたのは颯くんでした。0番位置で堂々と踊る颯くんかっこよかったし目が離せなかった、いろんな意味で。(笑)MCは宮近くんがしっかり手綱を握っていたと思います。
わたしがネガティブな性分なのでどうしてもシビアに考えてしまうんですが、あとは、これから先どれだけ浮かれすぎず地に足着けて前に進めるか…ということになるかな…と。
亀梨くんが言われた、『箒でさっとはかれたらいなくなる』存在に甘んじないで欲しい。いなかったらままならない、一握りになるように、糧にしなければ意味がない。満足なんてしないでほしい。
これが私の、自担を含めたジュニアに抱いた気持ちです。
とは言っても、笑顔溢れる素敵なステージでした。舞台の上でライトを浴びれる喜びに包まれて、勢いのある、彼らにしか作れないステージ。
なにもなかった夏、最後にこれを持ってきたことの意味を好き勝手に推測しても構わないのであれば。

自分を照らすライトの眩さ。全身で感じる歓声、熱量。そういうものの中毒になったのならもうけもの。
だってステージに立ちたいのなら。いつだってなんだって、真剣に取り組まなきゃ。そうでなかったらほんの一掬い、掌から取りこぼされちゃうよ?

さぁ、必死に自分を磨く秋がはじまりましたよ!(…と、ドリボへと続く)