かわいいだけじゃいきていけない!

箒でさっと掃かれて消えてなくならないように

JohnnysFilmFesta2013

ジャニーズフィルムフェスタ2013を見に行ってきました。

『暇を持て余した平家派の遊び』なんて某お笑いコンビのコントのようなサブタイトルが思い浮かぶような内容だったんですが、ストーリー自体については割愛。
まぁ、こういうお遊びのすぎるしょうもない内容はフィルフェスならではの醍醐味だよなーって、シンデンラボーイの手越くんがグローブ座で行方不明になるいつかのフィルフェスを思い出した次第。
全力でくだらないお遊び映像を作ることはある意味で評価できると思っています。
DVD化なんて、くだらなすぎて出来ないけど、見る価値はある。事務所担DDであれば尚更。そんな内容でした。

Hey! Say! JUMPちゃんたちはすごく可愛いかったです。ほぼ緑バックでの撮影だったろうに非常に表現豊かでした。お遊びだと自覚してるからこそ、肩の力が抜けて(おふざけ)いて、でもちゃんと演技だった。だってお金とるんですからね!遊びじゃ困る!
個人的ヒットなおふざけポイントNo1は、山田くんが水晶の謎解きをわざわざ金田一風にしているときの裕翔くんの賢者顔です。細かい芸の光る裕翔くん!
次点で山田くんの表現の多彩さだろうか。とってもチャーミングだった。好きにならずにはいられない可愛さがあるね。


下記、各種世代間交流について。

♯伝え、空気を操る人

イノッチ先輩の、『自分が知らなかった側であったことも忘れない』というのが、話の流れでは少しピントがずれた回答だったんだけれど、でも、大事なことだよなぁと思った。これだけ情報過多の時代に、それでも『まっさら』でのぞむことの難しさって想像以上のものだろうし。でも心がけひとつで表現は全然変わってくるだろうし。エンターティナーとしての矜持みたいなものがそこにはあるように思える。同じく受け手側も、初見のような新鮮な感動、反応を。態度をマンネリ化させないこと、そんな気配りが必要なのかな…なんて。

あと、亀ちゃんの、『果たして趣味を仕事にすべきかどうか』というひとことは永遠の壁だなって思います。

国分くんが言ってたけど、キャスターっていう新たな道を切り開いてくれた4名には本当に感謝。翔さん同様、この分野は今後どんな子が継承していくのかが非常に楽しみ。


♯スクリーンに映る人

二宮氏のフラットさが、どうして、あんなに飄々としているように演じられるんだろうって感心するというか。演じてるっていう言い回しは語弊があるのかもしれないけれど、軽薄すら見える態度がすごく心地よくて感心してしまう。
岡田くんの、『優しい人でいたい』っていうわがままと、後輩と共演した事を語る時の無邪気な笑顔が可愛くて2013。


♯音を楽しむ人

いちばん謎めいた人選だった割にハマっていた3人。個人的には音楽に特化しているといったら、堂本剛くんや渋谷すばるくんあたりでもいいのかなーって思いもあったのだけれど、感覚的というか言葉では表現できないような次元で音楽に生きている人たちの対談より、理性的な亮ちゃんや大倉くんが万人受けしやすいだろうなと思ったのでした。
長瀬くんの天真爛漫さはすばらしい。『俺、音楽やってるんで~』みたいな鼻にかけた厭らしさが感じられないのがいい。あと、歌が抜群にうまい。突き抜ける曇りなき歌声に鳥肌が立った。
大倉くんがギターを弾く画がまったくもって違和感で、ドラムセットに座った時の安心感がハンパなかった。わたしは太鼓を叩いている大倉くんが好きです。


♯ステージに宿る人

スクリーンに映し出される面々が豪華すぎて、会場内にどよめきが走った。
わたしは滝センパイ以外の方々が座長を務めた舞台を観劇した経験があるのですが、もう一度、今回の対談を踏まえて坂本くんが座長を務める舞台がみたいです。
『嘘はつきますよ』そうさらりと言える坂本くんがカッコよくてシビれる。
あと、はやくSHOCK見に行きたいなーって!


♯お絵描きコーナー

大野さんの突き抜けた感がすごくて、やると決めたことを、どれだけ面白おかしくてもきちんとやりきるところに感服するというか、『さすが・・・!』という気持ちでいっぱいです。
ヤスはすごくかわいかった。大野さんじゃなくてヤスくんの方こそひとり舞台818のようにおかまちゃんキャラを作ってくるのかと思ったのに、ただの関西のおっさんで、ヤカラで、非常に可愛かった。突き抜けてる大野さんをちょっともてあましながら、でも決して投げ出さないところにヤスくんらしい優しさが感じられて、すごく新鮮な二人だったけれど、良かったなーって思いました。



夏が始まる前は、今年も狂宴サマリーが繰り広げられると信じて止まなかったのに、ふたを開けたらまったりジャニフェスで、総じて不完全燃焼の夏にしかならないのかもしれない…。でも、フィルフェス自体はとてもよかったです。こういう世代間交流、もっと若い世代もまぜこぜにしてできるといいよね。派閥を超えて。

少し前に自担周辺の唯一夏の現場が決まったので、きっと自担は出演しないでしょうが(…)、それでもこの夏をステージの上ですごせなかった彼らの、溜りにたまっていた煌めきが爆発する瞬間を克目してこようと思います。楽しみ!